伴戸千雅子 Chikako Bando 

 

振付家・ダンサー(コンテンポラリーダンス)。高槻在住。

演劇、バリ舞踊を経て、93年から京都を拠点に活動する舞踏家、由良部正美、桂勘、Rosaゆきに舞踏を学ぶ。また、95−2006年、笠井叡の舞踏WSやオイリュトミー講座を集中的に受け、大きな影響を受けている。

 

1998年ニイユミコ、古川遠と共にダンスカンパニー「花嵐」を結成。振付家、ダンサーとして活動。舞踏の身体観をベースとしつつ、「女性の身体」「女性であること」をシリアスかつコミカルに描いた作品を上演。ポップ舞踏と評される。国内だけでなく、海外(フィリピン、韓国、台湾、フランス、オーストラリア、マダガスカル)公演も多数。2011年活動休止。

 

ダンサーとしての出演作品には、「サイコシス4時48分」(2003,サラ・ケインプロジェクト,久保亜希子演出)、「鳳人話」(2004,キタムラアラタ作・演出,京都芸術センター主催)、「8カ国共同ボルヘスプロジェクト」(2005,I.T.I.Unesco,@フィリピン)、「SONG」(2016,Leyna M Papach, @NY)など、演劇やノンジャンルのものが多く、ダンスにとどまらないユニークな身体性で存在感を示す。

自身の振付・演出作品は、月経をテーマにしたWSから作った「月の踊り」(2013)、2015年一般の女性たちの体験をもとに、子育て・性・介護を描いた舞台「おしもはん」を企画・演出。好評を得る。

2015−16年、フォーラム「舞踏という問い」を京都で開催(実行委員)。様々な分野で影響を与え拡散している舞踏の「今」の発信に取り組む。

 

 04年から、障害のある人とダンスをつなぐ活動をするDance&Peopleの主催で、視覚障碍のある人とのダンスワークショップ、ダンス作品(「直美の夢」「touching face」など)の創作を行い、エイブルアートジャパンの助成を得て京都、東京などで公演を行う。2009年にはパリで同様の活動を行う団体と交流、2011年には国際交流基金の助成を得て、マダガスカルで視覚障碍のあるダンサーを対象としたWS、ショーイングを行う。

知的障害のある人を対象としたダンスプログラム「からだで話そう」(京都市/(公財)京都市ユースサービス協会主催)「ピュール」、精神科病院デイケアで精神疾患を持つ人を対象としたプログラムの講師を務める。

 07年自身の出産後は、「なんちゃってアフリカン」「いのちの誕生ものがたり」など、子どもと一緒に楽しめるWSを近畿圏を中心に開催。

京都保健衛生専門学校「ボディワーク」講師。

 

からだを通して、人が自分に、人と人が、人が社会に出会える場づくりに取り組む。社会におけるダンスの可能性や、ケア現場におけるダンス の役割などを模索中。